唄と詩(nanohanonako)

詩、唄かき!

堕詩


しらん輩と生した
しらん輩だった完全に
半だちの生き物をまわされて
だらくだらく
だらくが響いたわたしの生活に。


だけど恋しかった
恋しい性行為だった


だけども調子のんな
それは女の自分
調子のんな
まぎれもなくお前もな

...暗黙了解の分別は
あたしも好きじゃない
分別せずにあっほのままで
あーあー言ってた方がよほど良い


だらくだらく
こいつのだらくを救うんだろう。
まぎれもなくだらく
月になって 響くんだろう
あたしのいつかの泣き夜に

 

帰ったの
わたしの
わたしのゆびは かき混ぜてた
くるったように


しらんお前の残した精液が
えぐく絡みついたピンクのドーム


朝起きたの
そして思ったの
今までのエッチなんて
予習だったんだ、と
ミルクと
シロップが注がれあって
出合って
ひとつになる
ほんとの行為って
ほんとの行為って


しらん輩と生した
しらん輩だった完全に
半だちの生き物をまわされて


しらん輩の精液が
なんかあたしの腰を動かす
しらん輩だったのに完全に
もっと犯されたい
とりわけお前に。


だけど調子のんな。
コンパニオンの風に飛ばされた
粉の妖精だよ  わたしは


付着先のめしべがお前だっただけ
こんなにきもちよくさせて もう


もう
完全に堕落堕死
完全に堕落堕死
完全に堕落堕死