唄と詩(nanohanonako)

詩、唄かき!

愛が愛とて。

愛が愛とて 愛が叶うとて? 愛が ああ 愛は ああ あなたへと見せかけた 光の反射狙いの わたし当て だってよつらくって リアルが過ぎて ただそれだけで ほんとうに、それだけで 田舎の稲をみたとて わたしはあなに美しくないし もしただ光にならって せすじを伸ばしてゆくだけの棒なら わたしは生きていたかもな 愛があがって 完結して 箱詰めされてもう手放し 愛がおわって炭になって 深く潮水でとかされて あいという文字がなかったら こんなあまちゃんな俺は居なかったかしら ただ光に沿ってせすじを伸ばしてゆく棒になれたら わたしは生きていたかもな あいがって あいがって 彼らだって 葉だって海だって空気だって 時としてねちょねちょの みえない精子を出すんだろう じゃないとわたしと愛は 矢印にまみれた混沌のこの世で やってけるわけないっての やれないっての 愛が愛がって あいうえお たちつてとっと。 はぁ、はぁ、はぁ、はぁ かぁ、かぁ、かぁ、かぁ 心臓。